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記事一覧(24)

筋トレで大事なこと

 昨年12月頃から毎日自宅で筋トレを継続しています。目標は腹筋を割ることで、これまでも何度か筋トレを継続しよう!と意気込んでいたのですが、なんとなく続かないでいました。今回も始めてからまだ3か月ほどですが、無理なく続けられていて、且つだんだん成果も出始めています。そこで、筋トレを継続する上で何点か大切な事があるな、と思ったので備忘録も兼ねて残しておこうと思います。①ジムより宅トレ 僕の筋トレの目標は、クリスティアーノ・ロナウドばりのムキムキボディではなく、腹筋も割れててスリムで健康的なボディなので、そこまで大げさな器具は必要ではありません。ジムに月額を払い続けて通うことで、モチベーションを保つみたいな事もあるかもですが、それにしては高すぎると個人的には思います。そのため、自宅で宅トレできる環境を整える方が、僕には合っていました。環境を整えると言っても、ヨガマットとダンベル、腕立て用の1ペットボトル(1.5ml)を用意して、Youtubeの筋トレ動画を再生するだけなので、めちゃ簡単です。②筋トレ道具は目に見える場所に配置する 宅トレ用にヨガマットやダンベルを用意しても、それでも続かないことはよくあると思います。なぜ続かないのだろう?と考えたときに、ヨガマットやダンベルを取り出すのがめんどくさい(忘れる)というのが原因の一つだと思いました。そこで、ヨガマットもダンベルも収納するのではなくて、リビングの良く見えるところに殆ど出しっぱなしにすることで、少しでも筋トレに取り掛かるまでのハードルが下がったように思います。③最初から動きやすい服装にしておく 筋トレが続かない原因の一つとして、着替えるのがめんどくさい、というのも僕の中では大きかったです。私服からトレーニングウェアに着替えて、終わったら再度私服に着替える、というのを考えるだけで少し億劫になります。そこで、そもそも私服をトレーニングウェア(的なものでも)にしておくことで、着替えなしですぐにトレーニングに取り掛かれることに気が付きました。汗をかいた場合は着替えないといけないかもですが、基本的に風呂に入る前に筋トレしてるので、脱いでそのままシャワーを浴びる、と言うのが一番楽で続いています。④写真や計測でちゃんと進捗管理をする 腹筋を割ることが目的なので、月に一回ほど半裸で写真を撮って、見た目の変化を記録しています。これをすることで、成果があればモチベーションになりますが、成果が見られなければ何か方法を変えるきっかけになります。そのほかにも、腕の太さをメジャーで測ってiPhoneにメモしています笑  以上4点が、最近感じた筋トレを継続する上で大切なことです。書いてみると当たり前なことしか言ってないかもですが、意識してないと意外に続かないので、今後も上記4点に則って継続的に筋トレしようと思います。あと、最近プロテインバーにハマってるので、おすすめがあれば教えて下さい笑 僕は毎日、トップバリューのプロテインバーを一本たべてます。(一番安くて普通においしいので) 

幸福論

 つい先日、大学生の頃のベトナム旅行が夢に出てきました。「ベトナム旅行」というと、何だか楽しそうに聞こえますが、全くそんなことはなく、おそらく3泊4日くらいの旅行だったのですが、超絶空前絶後の体調不良でホステルにほぼ寝たきりでした。そのため、「悪夢」と言っても過言ではありません。先日の夢に出てきたのは、ベトナム旅行の最終日に、あまりにしんどすぎてホステルから空港までタクシー移動している場面でした。その時に車内で僕が考えていたことは今でも割と鮮明に覚えています。それは、「うわ、マジで倒れるかもしれない、さすがに海外では死にたくないな、何でもいいからとにかく早く健康だった頃に戻りたい!」ということでした。(帰国後、この体調不良の原因はサルモネラ菌という食中毒的なものだと判明しました)普段健康だった頃は、当たり前すぎて有り難みを感じることもなかった「健康」こそが、その時僕が最も欲しかったものでした。 その後、なんやかんやあってこの体調不良は完治して、晴れて僕は欲しかった「健康」を手にした(取り戻した)訳ですが、当然ながら?再びその「健康」に対して毎日いちいち有り難みを感じる訳でもなく、粛々とまた日本での日常に帰っていきました。 「健康」に限らず、失った時に(失いそうになった時に)なってようやくその有り難みに気が付くものってたくさんあると思います。お金、仕事、食料、住居、友人、恋人、家族etc,,, お金に関して言えば、「もっと年収を上げたい!」と思うこともよくありますが、実際に、ノルマ等を達成して基本給が上がった瞬間はすごく満足感を覚えます。ただ、数ヶ月後にはまた「さらに年収を上げたい!」と思うようになっている自分に気がつきます。貯金や積立投資もあって、去年の自分よりも今の自分は資産が増えていて、支出はほとんど変わっていないはずなのになぜか、「もっとお金が欲しい!」と思うようになっています。(四六時中感じる訳ではありませんが)「じゃあいくいらあれば満足なのか?」と聞かれれば、「多ければ多いほど良い」とでも答えそうです。結局のところ、この欲求は際限がないのかもしれません。 しかし一方で、時間は有限で、際限があります。(際限があります、ってそんな日本語ありますかね?笑)あのジェフ・ベゾスでも、イーロン・マスクでも、お金は簡単に増やせるかもしれませんが、時間を増やすことはできません。(1時間かけていたものを、生産性を上げて30分で終わらすことにより、実質30分生まれる、みたいな作り方はできるかもですが) お金に限らず、友人や恋人、家族も自分の意思や努力だけて手にすることはできないように思います。つまり、実はお金の希少性というのは、案外序列の下の方なのかもしれないなと思います。お金で手に入れられるものは、ある程度たかが知れているということなのかも知れません。 ということで、ベトナム旅行の夢を見た話からだいぶ脱線した気がするのですが、いま目の前にある当たり前なものも、本来は有難いものなのだということを忘れないようにしたいと思います。その上で、ちゃんと優先順位を見誤らないようにしないと、人生勿体無いので、周りに流されず、自分の幸福を大切にしていきたい所存であります。

(交換日記) After you

 After you、「お先にどうぞ」という意味の言葉ですが、この言葉に初めて出会ったのはイギリスに留学していた時のことです。 留学当初は大学の寮に住んでいて、1階エントランスを開けようとした際に同時に居合わせた現地の大人びた学生から言われたのが最初でした。僕はもともと英語が得意だったわけでもないので、聞き取ることはできても意味はよく分かっていませんでした。寮に限らず、大学のキャンパス内や町中でも何回か言われたり、言われている人を見かけたりするうちに、「なんとなく、お先にどうぞ、くらいの意味合いなんだろうな」と思って辞書で調べてみたところ、やっぱり「お先にどうぞ」と書かれていました。 帰国してからもたまにぼんやり留学時代のことを思い出しますが、「After you」というのはわりと海外(というかロンドン)ならではのものだったのかもしれない、と思ったりします。他にもドアを開け、自分が入った後の人のためにもドアを抑え続けたり、駅などの公共の場で重たそうなスーツケースを持った人に「May I help you?」と声をかけたりするのも、あまり日本(というか東京)では見かけることは少ないな、と思います。 その理由が日本人(東京人)よりも外国人(ロンドン人)の方が生まれながら人間的に優しいからだ、とはさすがに思いません。個人の性格云々以上に、環境要因の方が大いに影響しているんじゃないかと勝手に思っています。 というのも、「お先にどうぞ」と言うのは本当に些細な事ですが、それを言えるにはまず本人が健康で、それなりの貯えがあり、幸福な人間関係が築けていて、なお且つ時間的にも余裕を持っている必要があると思います。逆に言えば、たったそれだけの事が満たされないがゆえに、どんどん殺伐とした雰囲気になってしまう。  駅構内で少し肩がぶつかったくらいで怒鳴りあっているおじさんを見かけたり、電車が5分遅延したくらいで怒り狂うサラリーマンを見かけたり、スーパーのセルフレジで操作に苦戦しているおばあちゃんにドギツイ口調で操作を代わる店員を見かけたり、ニュースで信じがたい刺傷事件を目にしたり、、、。   少し話が大きくなりましたが、「お先にどうぞ」くらいは言える余裕は持てるようにしなきゃなと思う一方で、それでもやっぱり「お先にどうぞ」とはなかなか言えない人たち(自分も含め)のことも慮るべきだと思うこの頃です。

(交換日記)リモートワークは難しい?

 昨日、ようやく一回目のワクチン接種予約が完了した。都内の緊急事態宣言も解除され、僕の勤めている会社もフルリモート体制から週2,3回の出勤になるようだ。リモートワークに関してはコロナの影響で半強制的に進められた形だが、毎日の殺人的な混雑の満員電車通勤から解放され、通勤時間分の余裕も生まれるなどメリットもあった反面、やはり対面じゃないと色々難しい部分もあるなと感じる。 すでに長い時間をかけてある程度関係性が築けている者同士がリモートワークに移行するのと、全くの初対面からリモートワークを始めるのとではだいぶ勝手が違うなとつくづく実感する。現在、新入社員の研修を担当しているが、やりにくくて仕方がない(これは新入社員の方こそ感じていると思う)。まず、そもそもいきなり画面越しで会ったとしても、どういう人なのかが上手くつかめない。オフィスであれば何となく自然に生まれていた雑談も、チャットやビデオ通話では意識的に取り入れないと全く生まれない。加えて、オフィスであれば何となく仕事の様子や電話の様子が都度確認できていたが、リモートだとビデオがつながっていない時に何をしているか全くわからない。結局のところ、face to face にこそが最も効率的で生産的なのでは?と疑ってしまうほどにリモートワークのやりにくさも感じているのが本音だ。「出会って10秒で即ZOOM!」は難しいのである。 とはいえテスラの株価がトヨタの株価を抜いたり、ECの売り上げが百貨店の売り上げを越えたり、webともろに競合する大手ファッション雑誌が廃刊になったりするこのご時世、あらゆるもののIT化はますます加速していくだろうし、もうとっくに最新テクノロジーを取り入れた方が間違いなく良いのに旧態依然として従来のやり方にこだわっていたらこの資本主義社会において生き残っていくのはなかなか厳しいため、不慣れながらも新しいものを取り入れようとしたり、それに適応しようとする姿勢は忘れたくないものである。-103号室 Soichiro

やっぱり英語はビジネスレベルにしたい

大学2年生の頃約一年間イギリスに留学をしていました。なので日常会話程度なら問題なく話せるのですが、まだまだ知らない単語の方が多く、ちょっと専門的な内容に入ると途端に閉口してしまい、パーティでも端っこでモジモジするか会話の輪には一応加わっているけれども、ただひたすらニコニコしたりうなずいたり、「Oh, Yeah」を連発するしかないという有様です。 結局、見たことも聞いたことも使ったこともない言葉が話せるようになるなんてありえないんだなと、当たり前のことを痛感します。いくら日常会話レベルのやり取りを毎日していたとしても、日常会話の内容なんてほぼ定型化されているため、それを繰り返しても同じ内容をより流暢に話せる程度の進歩しかありません。おまけに、当然ながら自分のボキャブラリーの範囲内でしか話さないため、これがまた定型化されたやり取りに拍車をかけてしまいます。 じゃあどうするべきなのか?  やはり新出単語に触れる機会を増やし、定着するまで繰り返し触れるしかないんじゃないかと思います。母国語の日本語ですら、小学生の頃に新出漢字をひたすら繰り返し覚えていたはず!  社内の中国人に「日本語をどう覚えたのか?」と聞いて回ったところ、皆さんもれなく「好きなアニメやドラマを日本語でずっと見ていた」と答えるじゃありませんか!「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、彼らは自身の「好き」に習得したい言語である「日本語」でひたすら取り組んでいたのです! というわけで手始めに面白そうな海外のyoutuberのチャンネルを色々探しています。今のところ「Ghib Ojisan」というシンガポール在住の日本人?の方のチャンネルが面白いですね。生まれはアメリカらしく、英語はほぼネイティブのような感じです。ほかにもおすすめのYoutubeチャンネルやドラマとかあれば教えてください笑。毎日楽しみながら英語を学びます。 そもそもなぜビジネスレベルにしたいのか?に関しては自分なりに色々考えがあるので、それについても別記事で書ければと思います。

腸活でウンティネスは変わるか?

久々に自室記事の更新です。 最近、「腸活」なるものにハマっています。何か明確なきっかけがある訳ではないのですが、何となくYoutubeやらインスタやらでよく見かけるようになり気づいたら意識するようになっていました。 「腸は第二の脳」なんて言われますが、最近では「脳は第二の腸」と言うほど腸の偉大さに注目が集まっているようです。腸内環境を整えて健康な体を保つ。人生100年時代に「腸活」が流行るのもわかります。 色々と調べたところ、「食物繊維と発酵食品とウォーキング」が良しとされているようなので、毎朝ヨーグルトを食べ、2日1回くらいの頻度で味噌汁を飲むようにし、毎日1万歩を目標に積極的に歩くようにしています。逆に、「酒とタバコ」はNGらしいので、お酒も全く飲まなくなりました。(タバコはもとから吸ってません)毎日1万歩はほぼ在宅勤務となった今では意識して外にでないとかなり難しい目標だと気が付きました。 「腸活」を意識するようになって半年近く経過しているかと思いますが、まぁなんとなく健康は保てています笑。気のせいかもしれませんが、ウンティネスのお通じもいい感じです。Good ウンティネスです。 長い人生、そもそも健康でないと全然楽しみ切れないし、治療にお金かかったりで苦労したくないので、引き続き「腸活」は続けていこうと思います。「健康は一日にして成らず」、「すべての道はウンティネスに通ず」という諺があるように、「継続はウンティネスなり」の精神で今日も1万歩目指して散歩します。 皆さん、よいウンティネスを。

(交換日記)SNS全消し生活始めました

 お久しぶりです。103号室のSoichiroです。長らく更新止めててすみません。 読んだ本で感銘を受けたら割とすぐに実生活に取り入れるタイプです。 最近読んだ本の中で一番面白かったのはスウェーデンの精神科医が書いた『スマホ脳』。かなり話題のベストセラーなのでどの書店にも置いてあるかと思います。僕は本書の帯に書かれていた「スティーブ・ジョブズはわが子になぜiPadを触らせなかったのか?」という売り文句が非常に気になってこの本を手にとりました。 かなりざっくり内容を要約すると、現代の人間の身体は進化論的には狩猟採集の時代から変化していないが、テクノロジーは凄まじいスピードで進化している。人間の身体の進化スピードを遥かに越えたものを使っているため、様々な弊害が生まれている、みたいな感じです。 この本の中で特に面白かったのが、「多くのIT企業のトップは子供にスマホを持たせていない」という事実です。マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏も子供が14歳になるまでデジタルデバイスを持たせなかったとか、iPadを生み出したスティーブ・ジョブズ氏本人が「iPadをそばに置くことすらしない」とインタビューで明かしていることや、Facebookの「いいね!」機能を作ったローゼンスタイン氏が自分のFacebookの利用時間をアプリで制限していて、「冷や汗をびっしょりかいて目を覚ますんだ。僕たちはいったい何を創ってしまったんだろうって。」とインタビューで語っている等、どれも衝撃的で生々しいエピソードです。 すっかり本書の内容に納得し、手始めにスマホのSNSアプリを全消ししてみました(仕事で使うものは残してます)。とはいえスマホから消すだけで、アカウント自体は残っているので、PCでなら見てもいい、と自分に制約を設けて使っています。このスタイルを始めて1ヶ月ほど経ちますが、意外に問題ないな、と思いました。主に友人とだけ繋がっているインスタグラムはPCの方でチェックしたり投稿したりしますが、TwitterやFacebookは自分でも意外なほどあっさり興味がなくなり、もう見ることもなくなりました。その分空いた時間で散歩したり本を読んだり筋トレしたりどっか出かけたりと、かなり有意義に使えています。また、睡眠時間も増えました。スマートウォッチで毎日睡眠を計測していますが、平均でも7時間半は寝れていて、体調もすこぶる良い感じです。 とにかく今の所良いことしかないのでこのスタイルを継続しようと思います。また、『スマホ脳』も面白いので是非読んでみて下さい。ベストセラーたる所以がわかった気がします。 p.s. 参考までに僕のスマホの最初の画面のスクショを添付します。右にスライドすると銀行口座とか支払いとか初期設定関連のアプリはあります。 

人生は一回しか生きられない

 「人生はほっといたら過去の類似体験を繰り返すだけで終わってしまいそう」という事を最近よく考えます。まだ25歳のくせになんだか大層な事を申し上げましたが、現時点ではそう感じます。 歳を重ねれば重ねるほどあらゆることはすでに経験済みで既知のものとなり、次にやってくる出来事も、それは過去の類似として大方予想がついてしまうのではないか、と。 毎日が未知の体験に満ち溢れてエキサイティングで刺激的だ!という人は少数派でしょう(そんな毎日は大変そうですが)。ほとんどの人は週5日同じ職場に出勤して日々繰り返し業務にあたっているかと思います。僕もそのうちの一人で、仕事中「やっと今月が終わり、また来月の売り上げ目標か」という場面に何度も出くわしながらも、昨今の感染症の状況を鑑みて「仕事があって寝食に困っていないだけでも十分有難い事だな」とも感じています。とはいえ、そんな毎日を一生続けて死んでいきたいかというとそうではありません。 「昨日と同じような今日で、今日と同じような明日が来るだろう」と思いながら生きるのは僕にとっては少々味気なくて退屈ですし、もしそうであるのなら生きる意味はどこにあるのか?と大仰に思います。かといって映画のような毎日を望むのは非現実的です。 そこで、日常のちょっとした選択のタイミングで予定調和を乱すような選択をするよう心がけました。いつもは入らないようなお店に行ってみたり、いつもは頼まないようなメニューを頼んでみたり、店員さんにちょっと話かけてみたり、旧友に連絡をとってみたり。本当に些細なことですが、それだけでちょっと日常に色彩が生まれるというか、何か違う景色が広がって、普段なら考えないような事を考えるきっかけになったりするなと実感します。 今ならYouTubeで色んな人のチャンネルを通じて知らない世界を覗くことができます。自分でいつもは調べないようなワードを自分で検索窓に入れないと、YouTubeはいつもと似たような動画ばかりレコメンドしてきます。最近は、何がきっかけだったか忘れてしまったのですが、ファイナンシャルリテラシー系の動画をよく見ています。そして、昨年まで文字通り1円も貯金をしていなかったこの僕が、ついには証券口座を開設して積立NISAを始めようになりました笑。その結果、父親に米国株に関して質問したり、会社の経理の方に給料から引かれる税金や社会保障料のことを聞いたり、経済のニュースもこれまで以上に気にかけたり、今までとはまた少し違った景色が生まれました。 自分の知らない世界、全く経験してこなかった事に対してどれだけ興味をもって楽しむことができるか。それが一回きりの人生を豊かなものにするポイントかな、と今は思います。「一度しかない人生」と言うより、「人生は一回しか生きられない」と言い換えると、よりその貴重さに気が付けるような気がします。だったら、一回しか生きられない人生の中で、色んな人生を生きたいと切実に思います。 僕の好きな小説の「空白を満たしなさい」の中でこんな一節があるので紹介します。「人生には、そんなに同じことが何度もおきるわけじゃない。いつも一回だけ起きるものなんじゃないでしょうか?その一回に何をするのか、それがその人ということなんじゃないでしょうか?」ー『空白を満たしなさい』平野啓一郎

(交換日記)上司に「アホ」と送ってしまいました。

 103号室のSoichiroです。丸亀製麺で冷を頼もうか温を頼もうか迷う季節ですね。  手間を省くためにパソコンでよく使う文章は辞書登録をしています。 「おつ」と入力して変換すれば「お疲れ様です。」や、「よろ」と入力して変換すれば「よろしくお願いいたします。」になるよう登録しています。 仕事中は「承知いたしました。」と打つ機会が多いので、当然これも辞書登録をしています。  先日上司とチャットでこんなやり取りを交わしました。上司「〇〇の資料は〇〇日までに送ってもらえると助かります。」僕「お疲れ様です。アホ。」 当然ながら上司にアホと言いたかった訳ではありません。しかし、僕は自分が誤った文章を送っていることにも気が付いていませんでした。グループチャットだったため、気が付い同僚から個人チャットの方で「なんか文章すごいことなってません?」と連絡がきてようやく自分のしたことに気が付きました。 「承知いたしました。」と送りたいときは、「しょ(SHO)」と打って変換しています。ところが、この時は間違えて「あほ(AHO)」と打って変換してしまっていたのです。キーボードの並びでSとAは隣り合わせのためうっかり打ち間違えてしまいました。 送信から訂正までその間約2分。2分間だけ僕は上司に「アホ」と言っていました。 2分の間にそれを目にした人には「アホはお前だ」と心の中でツッコまれていたことでしょう。いぃーーーーじょうっ!(厚切りジェイソン風に)

「人生を変えたければ水道水を飲みなさい」OKD文庫

 先日、ガスの解約をした際に「これまでご利用頂いた方へ感謝の気持ちも込めたキャンペーンを実施してまして、もれなく無料で転居先にウォーターサーバーを設置いたします!維持費もなしで、かかるのは飲んだ分の水の料金のみでございます!」と案内をされました。ウォーターサーバーの営業って最近よく耳にするような気がします。それだけ需要があるという事なのだと思いますが、僕の部屋には必要ないためお断りしました。  水をわざわざ買う、というのがあまりよく分かりません。水道局に毎月お金を払っているのだから、自宅の蛇口から出る水を飲めばいいじゃないか、と思ってしまうのです。少し調べてみたところ、日本の水道局の基準は世界一厳しく、なんと市販で売られている水よりも厳しい審査基準が設けられています。厚生労働省のサイトによれば、51項目の基準があるとの事です。つまり、かなり安全で十分きれいなのです。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/kijun/kijunchi.html 厚生労働省  学生の頃にベトナムへ行ったことがあります。どのガイドブックにも「現地の水道水は危ないので、市販の水を買って飲むように」と記載がありました。日本では安全な水が飲めるのは当たり前のことですが、海外では状況は異なります。(ちなみに僕はベトナム滞在中に体調を崩し、市内観光も出来ずにホステルでずっと寝込んでいました。帰国後にアルバイト先の検便でサルモネラ菌が検出されて約2週間バイトを強制的に休まされ、店長からは「10年近く働いていてサルモネラ菌が出たやつはお前が初めてだ」とも言われました。ベトナムで水道水は飲んでいないのでサルモネラの原因が水かは分かりませんが。) とっても安全な水が家庭に供給されているのだから、これを飲まない手はありません。安全な水は貴重な資源です。学生の頃イギリスで留学していた時に、シェアハウスで風呂を沸かしていたところ大家から「なんで水を出しっぱなしにしているんだ!」と怒鳴られたことがあります。日本で当たり前のように使っている水は海外では必ずしもそうではないのだな、と思わされました。 水道水を飲むメリットはいくつもあります。・安全だしまずくない・お金の節約になる・ペットボトルのゴミが減る(ほぼゼロになりました)・便のお通じが良くなる(個人差あり・肌がきれいになる(個人差あり 「とはいえやっぱり水道水は市販の水に比べておいしくないし、蛇口から出るのを飲むのはなんだか抵抗がある」そういう意見もあるかと思います。しかしですね奥様、考えてみてください目の前に水の入ったグラスが2つあります。一方のグラスには水道水が、もう一方には市販の水がが入っています。見た目では判別がつきません。(見た目でわかる人はすごい)しかし、飲んでみてどっちが水道水でどっちが市販の水かが100%わかる!という人も少ないかと思います。僕にはわかりません。(舌がバカなのかもしれませんが)だったら水道水でいいじゃないか、と思うのです。 説明されて初めてその価値が分かったり実感できるものに追加でお金を払おうとはあまり思えません。 なんだかおいしそうなパッケージでラベルには製造にあたっての苦労話が書かれていて、広告では今乗りに乗っている芸能人が普段そんなに飲みもしないのに誇大に宣伝していて、、、、、これらすべてを目撃してようやく価値を感じている(あるいは感じさせられている)ものは意外なほど多いでしょう。 僕には目の前のグラスに入っている水が水道水か市販のものかわからないし、どちらでも満足できるので安い方(水道水)を選びます。 そして、青いおしゃんな瓶で注がれた水はなんだかおいしい感じがするしこれ飲んでる私ってイケてるインスタストーリー~~となってしまうイタリアンレストラン方式を採用して、自宅では水道水を100円ショップで購入した青い瓶に入れて冷やして飲んでます。 節約したお金は自分が本当に価値を感じて幸せになれるものに投資しましょう。自宅の水道水を飲んでいない方はぜひ試してみてください。あなたの人生が変わります。

ちゃんと説明したら役所の方も動いてくれました

 ちょっと珍しい体験だったのでここに書いておこうと思います。  7月頭にマイナンバーカードの申請をしました。区のサイトには「申請から発行まで2か月ほどかかる場合がある」と記載があったのでずーっと待っていたのですが、2か月半近く経過しても音沙汰がなかったため9/11に区役所へ電話してみました。電話口で名前と住所を伝えると3分ほど保留を挟んだ後「あ、ちょうど今日付けで交付通知書を郵送予定ですね」と言われました。「え?2か月過ぎて問い合わせた日が偶然郵送予定日だったんですか?」と問いただすと、「あ、そうみたいですねぇ」とか細い声が返ってきました。  2日後の9/13に交付通知書は届きました。実はマイナンバーカード自体が届く訳ではなく、「マイナンバーカードを発行したので受け取りの予約をして区役所まで取りに来てください」という通知書が届くだけなので、この時点ではまだマイナンバーカードはゲットできません(どうせ区役所に取りに行くのならこの郵送いりますか?って感じですが)。  「まぁ後は予約して受け取りにいけばゲットできる」、と余裕をかましてネットで予約を試みたところ、最短でも2か月先からしか受け取り予約ができないことが判明しました! 申請から発行完了まで2か月ほどかかる場合があるのはサイトにも記載があったため予め分かっていました。しかし、発行から受け取りまでさらに2か月かかるなんて初耳です。これでは申請から受け取りまで約半年かかることになります。おまけに僕は9月中に引っ越し予定で近々今住んでいるところの区民ではなくなってしまいます。役所仕事なので「申請と受け取りの住所が違う場合はお渡しできません。もう一度最初からやり直してください」とか言われそうな気がしたので、不安になって区のマイナンバー関連の問い合わせ窓口に慌てて電話をかけました。 案の定、電話口の担当者から「住民票に記載の住所でご本人確認を行うため、大変申し訳ないのですが引っ越し先の区役所で再度申請して頂くことになります。」と言われました。 当然ながらこんな説明で納得する訳がないので、こちらの主張をぶつけてみました。・区のサイトに二か月ほどかかると記載があるが、今回は二か月以上かかっている・発行に二か月ほどかかることは知っていたが、受け取りにまた二か月ほどかかる場合があるとはどこにも記載はないし聞いてもいない・受け取りにも時間がかかることが分かっていれば引っ越し時期も考えた(これは半分嘘ですが)・申請が多くて時間がかかるのは分かるが、それはそちらの都合であって、発行に要する日数も考慮した上で指示通りに手続きしたにも関わらず、また一からやり直しでさらにまた半年かかるなんて納得がいかないし理不尽だ・僕のようなケースは恐らく稀で、何件も多発する事は考えにくいし、もうカードが出来上がっていて受け取るだけなのだから状況を考慮して柔軟に対応できないのか・受け取るだけならどこに保管されていようが出向くし、どれだけ残業しようが僕も一緒に待ちます こんなに時間がかかるのは申請が多い上に手続きが非効率すぎるのが原因でしょう。マイナンバーの申請数が増えるのはマイナポイント事業などを考慮してもある程度予想ができたことだし、予想を上回る混雑だったのなら区のサイトに「発行から受け渡しにも2か月ほどかかる場合がございますので予めご了承くださいませ。」と一言添えていればいいだけです。発行通知書のくだりも必ずしも必要不可欠なものとは到底思えません。 電話口であれこれ(当然ながら声を荒げたりせず普通のトーンで)こちらの要求を伝えた結果、電話口の担当者が変わり、「9/18の指定の時刻に区役所にお越しいただければお渡しします。一辺倒に再発行が必要と案内してしまい申し訳ありませんでした。」と言われ、結局代替案で対応して頂けることになりました。  ずらーっと書き連ねるとなんだかみっともないクレーマーのようですが、今見返してもめちゃくちゃな事は言っていないし、むしろまっとうな主張だと思っています(だからこそ区役所の方も代案を出してくれたのでしょう)。  役所の方々が日々膨大な数の事務処理に追われているのは分かりますし、色々な面で生活を支えていただいていて感謝もしています。ただ、だからといって何でもかんでも機械的にマニュアル通りに処理するのは違うだろう、と思います。なんでもかんでもこちらの要望通りにしてほしい訳ではなく、無理なら無理で納得のいく説明が欲しいだけです。  最初の段階で素直に「はい、そうですか。」と言っていたらマイナンバーカードを取得するまでさらに半年近くもかかっていたのか、と思うとぞっとします。なんでもかんでも言われたことを鵜呑みにするのではなく、主張すべきところは主張すべきだな、と思った出来事でした。 公の空間であるネットにアップしたらまずいような事ではないし、寧ろアップした方が公平性が保たれると思ったので書きました。

膨大な無駄の果てに良い結果のヒントがある

 なんとも自己啓発ちっくで怪しいタイトルですが、これは実体験に基づく個人的な考えです。 ずっと引っ越しを考えていたので、ここ3、4か月は大手のポータルサイトはもちろん、r storeなどのちょっとシャレた不動産にも片っ端から登録して、かなりの数の物件資料に目を通しました。気になった物件はすぐに問合せをし、都合がつく限り内見にも行きました。その中で内見当日になって他人が成約したり、内見もしてここに決めよう!と思って連絡しようとしたその日の朝に他人が成約してしまった、というケースも何回かありました。 その時は当然がっかりしたのですが、「まぁしょうがない」と切り替えて探し続けていると、ある日「これはいい!」という物件を見つけました。すぐに問合せをしてその日のうちに内見まで申し込んだのですが、内見30分前に担当の営業マンから「他の方が成約してしましました」と連絡がきました。30分前の出来事だったため、僕はもうすでに不動産の店舗に向かっている道中で、今から行き返すのもなんだかなと思い「分かりました。他の物件の新着情報もみたいのでこのままお伺いします」と返信して「またかよ」と思いつつそのまま店舗に向かいました。 すると、店舗に到着するや否や担当の営業マンがものすごい勢いで駆け寄ってきて「岡田さん!来ていただいて本当によかったです!実はついさっき電話でめちゃめちゃ掘り出し物の部屋がキャンセルになって空きがでたんですよ!」とまくし立ててきました。最初は僕も「どうせ不動産側が売りたい物件を大げさにアピールしてるだけだろうな」、と斜めに構えていたのですが、詳細を見れば確かに「掘り出し物」なのです。 しかし、これまで何度もぬか喜びを味わってきたのでなぜこんな「掘り出し物」が自分のところに回ってきたのか納得のいく説明を聞くまで信用できません。そこで説明を求めたところ、「転勤予定の方が契約していたのですが、コロナの影響で転勤がなくなったとつい先ほど連絡が入ったんです。ちょうど岡田さんが来店されるタイミングで、これまでにも何度もお問い合わせ頂いているという事もあり、サイトに掲載する前にご紹介させて頂きました。あと、新築マンションなのでオーナー様の方としてもできるだけ空白期間を作りたくない、再度物件の掲載料金を払いたくない、という裏事情もありまして、、」とのこと。 確かにこれが全て事実なら納得がいきます。そこで、そのまま一緒に内見に向かい実際に物件を確認し、確かに自分が提示していた希望条件にマッチし(マッチというか希望以上だった)、且つ予算内だったため、諸条件を交渉してそのまま契約にこぎつけました。 こんなこともあるんだなぁと未だに少し不思議な感じがしますが、無事に希望通りの引っ越し先が決まってホッとしています。 この一件だけで確信するのはやや早計かもしれませんが、ある程度数を打ったからこそいい物件と巡り合えたのかなと思います。不動産に限らず、いい出会い、チャンス、ラッキー、それらに巡り合えるかは運の要素がかなり大きいでしょう。ただ、そのどれもある程度は数を打って何かしらのフィードバックを得ながらでないと巡り合えないし、これだけが巡り合う確率を上げる唯一の手段でしょう。量か質か、といった二元論的な議論はよくありますが、当然ながらどちらも大切です。僕は結構「量より質だ!」とどや顔をしていたタイプなのですが、「量」の重要性を再認識する出来事でした。 売れる営業マンが「売れる営業マン」なのは営業スキルが高い以前に、人よりも商談数(試行回数)が多いからでしょう。試行回数が多いからこそ営業スキルが高くなったとも言えそうです。これからはもっと「なんかうまくいかないな」と思う出来事に直面しても、「まだ試行回数が少ないのだから当然だ」と考えて、ある程度は数をこなしてみようと思います。