和訳③"Someone like you" Adele
失恋したときは、失恋ソングを聴きながら号泣するか、失恋ソングを避けて過ごすか、という2択に迫られますが、僕は断然失恋ソングを避ける方を選択します。
つまり、失恋したときは、Taylor Swiftの初期アルバム、そしてAdeleの曲を絶対に聞かないようにしなければいけません。どちらもかなり難しいですが…
そんな最近失恋した人には、かなり大きな悲しみを連れてくる弾道ミサイル的な名曲”Someone like you”を今日は訳していきましょう。
中学校の英語で、英単語には使い方で意味が大きく変わるものがあると教わるか教わらないかで、英語が好きになるか、横文字を見ただけで拒絶反応を起こしてしまうようにその後の人生は二分されるでしょう。
この曲に登場するLikeもその一つです。 Like=好き これは当然のようにご存知だと思いますが、これはlikeという単語を動詞として使うときのみに有効で、 Likeを前置詞として使うときは、like=〜のような、という全く別の意味になるのです。 そして、実際に英語を使っていると、Like=好き、よりも、Like=〜のような、と使う場面の方が圧倒的に多い。
ということで、Someone like you これは、「あなたを好きな誰か」と訳すのではなく、 「あなたのような誰か」つまり、「あなたに似た誰か」ということを念頭に入れて、訳していきましょう。
I heard that you're settle down
That you found a girl and you're married now
I heard that your dreams came true
Guess she gave you things I didn't give to you
あなたが落ち着いたって聞いたわ
素敵な女性を見つけて、結婚したのね
夢が叶ったのね
彼女は私があげられなかったものをあなたに与えたのね
Old friend, why are you so shy?
Ain't like you to hold back or hide from the light
I hate to turn up *out of the blue, uninvited
But I couldn't stay away, I couldn't fight it
I had hoped you'd see my face that you'd be reminded
That for me, it isn't over yet
古い友達じゃない、なんでそんなによそよそしいの
黙ったり、隠れるようにするなんてあなたらしくない
招かれてもいないのに、突然現れるのは好きじゃないけど
でもじっとしていられなかった、どうしようもなかった
あなたが覚えている私の表情に気づいて欲しかった
私にとっては、まだ終わってないってことを
Never mind, I'll find someone like you
I wish nothing but the best for you, too
Don't forget me, I beg, I remember you said
Sometimes it lasts in love, but sometimes it hurts instead
Sometimes it lasts in love, but sometimes it hurts instead
心配しなくていいわ、あなたに似た誰かを探すから
あなたの幸せを心から願っているわ 私を決して忘れないで、お願いだから
前に言っていたよね 愛が永遠に続くこともあれば、そうじゃない傷つくこともあるって
幸せになることもあれば、そうじゃないこんなに辛い時もあるんだって
You Know how the time flies
Only yesterday was the time of our lives
We were born and raised in a summer haze
Bound by the surprise of our glory days
あっという間に時が過ぎたね
まるで全て昨日のことのよう
私たちは夏のもやの中で 輝きに満ちた幸せな時を過ごしていたのに
I hate to turn up out of the blue, uninvited
But I couldn't stay away, I couldn't fight it
I had hoped you'd see my face and that you'd be reminded
That for me, if it isn't over yet
招かれてもいないのに、突然現れるなんて嫌だけど
でもじっとしていられなかったの、どうしようもなかった
あなたが私の顔を見て、気づいて欲しかった
私にとっては、まだ終わっていないってことを
Never mind, I'll find someone like you
I wish nothing but the best for you, too
Don't forget me, I beg, I remember you said
Sometimes it lasts in love, but sometimes it hurts instead
心配しなくていいわ、あなたに似た誰かを探すから
あなたの幸せを心から願っているわ 私を決して忘れないで、お願いだから
前に言っていたよね 愛が永遠に続くこともあれば、そうじゃない傷つくこともあるって
Nothing compares, no worries or cares
Regrets and mistakes, they're memories made
Who would have known how bittersweet this would taste?
比べられるものがないほど、不安も心配も何もなかった
後悔と過ちは、今では思い出だけど
誰が知っていたでしょうね、それらがこんなに切ない思い出になるなんて
Never mind, I'll find someone like you
I wish nothing but the best for you, too
Don't forget me, I beg, I remember you said
Sometimes it lasts in love, but sometimes it hurts instead
心配しなくていいわ、あなたに似た誰かを探すから
あなたの幸せを心から願っているわ 私を決して忘れないで、お願いだから
前に言っていたよね 人は愛に満たされて、愛に傷つくって
Never mind, I'll find someone like you
I wish nothing but the best for you, too
Don't forget me, I beg, I remember you said
Sometimes it lasts in love, but sometimes it hurts instead
心配しなくていいわ、あなたに似た誰かを探すから
あなたの幸せを心から願っているわ 私を決して忘れないで、お願いだから
前に言っていたよね 人は愛に満たされて、愛に傷つくって
*out of the blue:突然に 青空の中から突然雷が落ちてくるようなことを表している慣用句です。 日本語にも全く同じ語源で、「晴天の霹靂」という言葉がありますね。 Out of the blueはよく使われます。
失恋中に食らったらもう立ち直れないほど滅多打ちにされてしまうような失恋ソングでした。 恐るべしAdele。日本の曲だと、「ハナミズキ」的な立ち位置の曲でしょうか?ハナミズキにはかなり重たい暗さがありますが、 いてもたってもいられなくて、彼の結婚式に青天の霹靂の如く言ってしまうAdeleの曲にもやはり狂気を感じてしまいますが…
人は愛を求め続け、そして争い続ける。
ロミオとジュリエットのテーマでもありますが、愛に溺れると人はやはりおかしくなっていってしまうのでしょうか。
Kaede Apartmentの住人が将来幸せな結婚生活を送ることを願って。
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